問い、考え、選ぶための材料を届ける
WILLINQ JOURNALは、スポーツを通じて、自分なりのWillを問い、考えるためのメディアです。
WILLINQ JOURNALが目指すのは、一つの正解を示すことだけではありません。
知識を得ること。
誰かの経験を知ること。
これまでとは異なる視点に触れること。
そして、自分自身に問いを向けること。
そうしたものが重なり合うことで、
「自分の場合は、どうだろう」
と考えるきっかけが生まれる。
WILLINQ JOURNALは、読者自身が問い、考え、選ぶための材料を届けることを大切にします。
そのために、以下の編集方針に基づいて記事を制作します。
01|OUR PURPOSE
答えを渡すのではなく考えるきっかけをつくる
スポーツには体系的な知識や理論があります。
研究によって明らかになっていることもあれば、長い実践のなかで蓄積されてきた知見もあります。
それらを知ることは大切です。
一方で、同じ方法や考え方であっても、
誰が取り組むのか。
何を目指しているのか。
どのような状況にあるのか。
によって、その意味や適切さは変わります。
だからこそWILLINQ JOURNALは、情報を紹介するだけで終わるのではなく、
「なぜ、そう考えるのか」
「何のために行うのか」
「自分の場合はどうなのか」
まで考えられる記事を目指します。
一つの価値観や方法を正解として押しつけるのではなく、知識、経験、研究、実践、そして問いを、読者自身が考えるための材料として届けます。
02|WHAT WE COVER
スポーツを4つの視点から考える
WILLINQ JOURNALでは、主に4つのテーマを扱います。
MINDSET
スポーツと、どう向き合うか。
Will、目的、目標、モチベーション、競技との距離など、「何をするか」の前に、自分自身がスポーツとどう向き合うのかを考えます。
COACHING
人の成長を、どう支えるか。
指導、問いかけ、目標設定、主体性、関係性などを通じて、誰かの成長を支えるとはどういうことなのかを考えます。
LEARNING
スポーツから、何を学ぶか。
成功だけでなく、失敗、迷い、振り返りを含めた経験を、どのように次の行動や成長につなげていくのかを考えます。
TRAINING
何のために、どう取り組むか。
方法論だけを追いかけるのではなく、目的、現在地、課題、狙いといった視点から、トレーニングについて考えます。
また、扱うものをこの4つのテーマだけに限定するものではありません。
スポーツ界で起きている出来事、制度や環境の変化、研究、競技者や指導者の発言など、時事的なテーマを扱うこともあります。
その場合も、出来事そのものを紹介するだけではなく、
「その出来事からスポーツについて何を考えることができるのか」という視点を大切にします。
記事の形式や扱うテーマが広がっても、WILLINQ JOURNALが大切にする視点を軸に考えていきます。
03|OUR PRINCIPLES
記事づくりで大切にすること
WILLINQ JOURNALでは、記事を制作するうえで次の4つを大切にします。
1|問いから考える
結論を急ぐ前に、問いを置きます。
なぜ、それをするのか。
何を目指しているのか。
誰にとっての話なのか。
どのような前提があるのか。
方法や答えを探す前に、その背景にある問いを考えます。
問いを持つことは、答えを否定することではありません。
より納得できる答えを、自分自身で選ぶための出発点だと考えています。
2|目的と手段を分けて考える
トレーニング、練習方法、指導法、学習法。
世の中には、さまざまな「方法」があります。
しかし、方法そのものが目的になると、「なぜ、それをやっているのか」が見えなくなることがあります。
WILLINQ JOURNALでは、
何をするか(How)だけでなく、
何のためにするのか(Why / For What)
を考えます。
Howを否定するのではありません。
その方法が、どのような目的や狙いとつながっているのか、そこまで含めて考えることを大切にします。
3|読者自身が選べる材料を届ける
WILLINQ JOURNALが目指すのは、読者に考え方を押しつけることではありません。
研究によって示されていること。
専門家や実践者が考えていること。
競技や指導の現場で経験したこと。
そこから考えられること。
複数の材料を示しながら、「では、自分はどう考えるか」を読者自身が選べる状態を目指します。
スポーツにおける選択には、目的、環境、年齢、競技歴、身体的特徴、価値観など、さまざまな要素が関係します。
だからこそ、一つの方法や考え方を必要以上に一般化しないことを大切にします。
4|経験・意見・科学的知見を区別する
個人の経験には価値があります。
しかし、
「自分には有効だった」ことと、
「誰にでも有効である」ことは同じではありません。
WILLINQ JOURNALでは、運営者自身の競技経験、指導経験、人材育成の実務経験なども記事の材料として扱います。
一方で、それらを科学的に確立された事実であるかのようには扱いません。
個人的な経験なのか。
WILLINQ JOURNALとしての考察なのか。
研究等によって示されている知見なのか。
可能な限り、その違いが読者に伝わるように記述します。
04|WHAT WE DON’T DO
原則として行わないこと
WILLINQ JOURNALでは、記事の形式そのものを一律に禁止することはしません。
一方で、次のような編集姿勢の記事は、原則として制作しません。
目的や前提を示さずHowだけを並べること
「おすすめトレーニング○選」
「これだけやればいい」
「このドリルをやれば速くなる」
といったように、目的や前提を示さず、方法だけを提示する記事は原則として制作しません。
具体的なトレーニングや方法を扱うことはあります。
その場合も、
何のために行うのか。
何を変えようとしているのか。
どのような人に適しているのか。
どのような限界や注意点があるのか。
といった背景とともに扱います。
一つの考え方を必要以上に一般化すること
スポーツにおいて、すべての人に当てはまる方法は多くありません。
ある環境、ある競技者、ある指導者にとって有効だったものが、別の状況でも同じように有効とは限りません。
そのため、
「必ずこうするべき」
「これが唯一の正解」
といった表現は、その根拠と適用範囲を慎重に考えます。
不安や対立を必要以上に煽ること
問いを投げかけることと、不安を煽ることは違います。
「まだ○○しているの?」
「知らないと危険」
「今すぐやめるべき」
といった強い表現によって注意を集めることを、記事の目的にはしません。
必要な問題提起は行います。
ただし、読者の不安や対立を必要以上に刺激するのではなく、その先に考える材料を残すことを大切にします。
経験や意見を事実であるかのように扱うこと
個人の経験や考察を、研究結果や客観的事実と同じものとして扱いません。
経験・意見・科学的知見を区別して伝えます。
05|SOURCES & EVIDENCE
情報と出典を可能な限り確かめる
WILLINQ JOURNALでは、外部の情報を参照する場合、その出所を可能な限り確認します。
研究を扱う場合は原著論文、公的機関や競技団体について扱う場合は公式資料など、可能な限り一次情報を確認することを基本とします。
書籍、論文、公的機関、競技団体、専門機関等の資料を記事内で参照した場合には、読者自身が情報源を確認できるよう、可能な範囲で出典を明示します。
当サイトでは原則として、
外部資料を参照した場合は「参考」
文章・図表・画像等を引用した場合は「出典」
として情報源を示します。
また、研究結果についても、結果だけを切り取って紹介するのではなく、必要に応じて対象、条件、研究の前提や限界などを確認します。
研究によって示されたことを必要以上に一般化せず、現時点で分かっていることと、まだ分からないことを区別することを大切にします。
公開後の記事について
記事は、公開した時点で永久に正しいものになるわけではありません。
新しい研究が発表されることがあります。
制度やルールが変わることもあります。
公開後に、事実関係の誤りが確認されることもあります。
WILLINQ JOURNALでは、公開後に誤りが確認された場合には内容を確認し、必要な訂正を行います。
また、研究、制度、社会状況等の変化によって記事の情報が古くなった場合には、必要に応じて内容を見直し、更新します。
06|KEEP INQUIRING
この編集方針も、問い続ける
WILLINQ JOURNALは、完成された答えを持っているメディアではありません。
スポーツは変わります。
研究も進みます。
競技者や指導者を取り巻く環境も変わります。
そして、メディアとして活動を続けるなかで、これまで想定していなかったテーマや記事の形に出会うこともあると考えています。
だからこそ、このEDITORIAL POLICYそのものも、絶対的なものとして固定するつもりはありません。
新しい経験や知見、読者との関わりを通じて、
「WILLINQ JOURNALは、どうあるべきか」
を問い続けます。
必要があれば、この編集方針も見直します。
問い、考え、選び、行動し、振り返る。
そして、また問いへ戻る。
QUESTION → WILL → CHOICE → ACTION → REFLECTION ↺
記事を通じて読者に届けたいこのプロセスを、WILLINQ JOURNAL自身も大切にしていきます。
制定:2026年8月